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おしらせ・飼育日記
地元小学生と「サンゴのはなし」をしました

 三崎小学校4年生の子供たちと、環境学習の一環としてサンゴの話をしました。

 SATOUMIのある竜串の海は、足摺宇和海国立公園の中にあり、特徴の一つとして美しいサンゴ群落が見られることがあげられます。そんな、サンゴという生き物たちを、映像や標本、水槽で展示している生きたサンゴを観察しながら学ぶ内容です。浅い海に暮らす有藻性イシサンゴ類は、体の中に褐虫藻という藻類を共生させていていたり、サンゴ同士が場所の取り合いのため戦ったり、サンゴを生活場所にする生き物たちがいたり、さらには、サンゴを食べる生き物がいたりと、とても興味深い暮らしをしています。

・竜串の海中には、多くの有藻性イシサンゴ類が暮らす。

 

サンゴをじっくりと見ると触手を伸ばしている様子がわかる。

 実際に生きたサンゴたちを、SATOUMIの水槽で望遠鏡を使って観察すると、触手や小さなポリプなどもしっかりと見ることが出来て、肉眼とは違う景色に歓声が上がります。

・水槽のサンゴを観察する様子。

 また、枝サンゴの中を探すと、サンゴガニなども見つけることができたり、様々な色のイバラカンザシも実際に観察することができました。

 今回の学習によって、身近にあるサンゴという生き物について少しでも関心を持ってくれると嬉しいです。 N.K